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今日も神戸の瓦人です。朝、淡路島を渡る前の重圧を感じるほどの空です。



雲の切れ間からこぼれるスポットライトのような光に照らされる神戸の街が、さもとってつけたかのように、まさしく蜃気楼のごとく浮かび上がります。

帰り、夕方になってようやくプレッシャーから解放されたような澄んだ表情を見せた海と空・・・。



それもつかの間・・・この後ほんの数十分のあいだだけオレンジ色に染められた空は、瞬く間にまた重圧の雲に覆われ・・・。会社に帰り着く頃には、ついでに小雨まで舞い落ちてきました。あの一瞬の夕焼けは、明日の晴れへの兆しなのか?とにかく帰りになんとか間に合った「黄昏」です。



空に一喜一憂した一日・・・。後ろより前、下より上を向いてただけマシかな?(笑)

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          −瓦をデザインするということ−

パンパカパーン☆なんと、瓦坐が今年度のグッドデザインひょうごの選定商品に選ばれました〜☆☆☆エントリーは「日常生活部門」・・・ご覧のように名だたる大企業と肩を並べ、「瓦」代表の瓦坐も堂々たる受賞です。本日その授賞式に出席のため、神戸にあるまだ明治の雰囲気漂う「兵庫県公館」へと出向きました。



ほどよい緊張感に包まれて、この深い歴史が醸し出す公館の門をくぐります。





厳粛な雰囲気に包まれる会場に、その身を今一度引き締めた瓦人です。



惜しくも?(笑)大賞は逃しましたが、名誉ある場に立てたことが非常に誇らしいです。



あらゆる最先端技術等がその受賞の対象となっている中において、瓦というものをもってこのプロダクトデザインを称える場でその存在感を示せたことが嬉しく・・・。大いに励みになり、今後も瓦というこの素晴らしい素材をもって、あらゆる可能性を追及していくそのフィールドは無限に広がっていることを証明してくれたとともに、またそのフィールドへと飛び出す勇気を皆に示せたことがとても嬉しいです。



式後、知事をはじめ審査委員の皆様方にその詳細を説明する受賞者たちです。是非、知事室及び公的機関等の応接・接客室にでも、積極的に瓦坐を置いてほしいものです。メイド・イン・ジャパンのその本物だけが持つ魅力を、全国いや世界に広く発信していければ瓦業界として嬉しい限りですね☆



冷たい雨も、輝ける光に変わることがあります・・・。閉塞感漂うこの日本、今日受賞された企業人たち皆の輝く瞳が象徴するように、全国でモノ作りに精を出す日本人はこんなことではへこたれません。世界ブランドたるメイド・イン・ジャパンたち・・・混沌の先にあるのは、やはりそれら本物たちで築く「地に足ついた日本」の、まさしく日本らしい姿かな☆

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−冷たい夕景−

一転、冬に逆戻りの月曜日です。夕方、沈む夕日を追って海へと・・・風と潮で車から降りることが出来ませんでしたが、望んでいた燃え上がるような夕景はそこにはなく、その冷たさを象徴するかのような色合いに染まる淡路の空です。

ふと、見上げると淡く光り出した月・・・その月に向かって突然のびる筋状の雲。


届くかな・・・?

ふわっと月に息を吹きかけたようなそのさまがキレイで・・・☆


飾り瓦コンクール」という名をご存知でしょうか?今年で第4回目を迎えるこのコンクールは、瓦の新しい可能性を模索するため、あるいは魅せ方を変えた瓦の魅力をもって再びその良さを知っていただこうとする趣旨で開かれているものだと認識している瓦人です。いつもお世話になっている山平さんからそのパンフレットが届きました。



瓦師たちはもとより、多くの芸大生たちもそのセンスを競って毎年たくさん出展されます。淡路からも鬼板師の川崎さんが出展され、見事「現代陶芸部門優秀賞」を受賞されました。素晴らしいことですね☆

瓦って、一般の人々からすると、どこか古めかしく非日常的で特殊な存在のように思われるかもしれません。しかし、こういう秀でた感性たちがその日頃の精進を競い合うような土俵にも登場しうる素材なのです。そのことをより多くの人に知ってほしくて・・・。伝統も、繰り返す革新があってこそ続くものです。そんな瓦の新しい可能性の一端をご紹介しました。

すべては、世界が称賛する和(甍)の町並みを取り戻すべく・・・。

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淡路島にはパールブリッジという世界最長の吊り橋が架かっています。最近、カメラの楽しさに目覚めた瓦人・・・同じくその一人南海荘さんと週末の大人の時間を楽しみに、生憎の曇り空ではありましたが深夜に浮かび上がるパールブリッジと向き合ってきました。

淡路島のいいとこ・・・夜景バージョンです☆







ここどこ?ってぐらい、チョ〜カッコイイですね☆


もう十年若ければ、愛を語るにはもってこいなスポットかな?(笑)

星の軌跡を追いましたが、重要な事実に直面・・・。淡路島から対岸の神戸方面へのアングルだと、ど田舎の淡路島と比べてその空気の透明度が・・・(泣)パールブリッジの周囲は、それ自体のライトアップも影響しますが、すっきりしない空気に覆われて肉眼では星空がほとんど見えません。しかもフェリーやクルーズ船の行き交いの激しさはもちろん、神戸空港からの飛行機の軌跡も絶えないし・・・(笑)ということで、光が多すぎるため輪郭がボケてしまいましたが、約一時間我慢した結果です(笑)



ま、星の光り降り注ぐ幻想の橋ってことで決着・・・かな?(笑)

また他にも淡路島のいいとこ・・・探してみます☆

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☆はじまりの光☆  工場から望む山並の向こう、やっと出会えた希望の光・・・。



今朝も相変わらず日の出前出勤の瓦人・・・ここんところ毎日出会えなかった希望の光を工場から捉えました。やはり、どちらかといえば晴れがいいですね☆朝からモチベーションも違います。これで景気も晴れてくれれば・・・(笑)

昼過ぎ、お馴染み「けひの海」さんへと瓦坐の配達です♪明日3月1日より、ブライダル専門のサロンをオープンするとのこと・・・。引き出物のラインナップとしての瓦坐をディスプレイです☆



まだまだ準備中のサロン内・・・幸せの匂いがプンプン漂います♪










もうすでに、初日1組目の予約も入っているそうです。

このサロンにて将来を語り合う二人・・・、思わず想像すると笑みがこぼれます。








ご結婚予定のお二人はもちろん、まだまだ予定のないカップルも、そしてまた既婚のご夫婦も、是非気軽に足を運んでみてください。生活シーンへの新しい提案としての視点でも感じることはあるはず・・・。なによりもその場に瓦があることが嬉しい瓦人です。幸せが満ちあふれる場にとけ込む瓦坐・・・その先にある希望の光が降り注ぐ二人の新居の屋根には瓦・・・かな?(笑)

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−野に降る星たち−   阿波の山あいで見つけた、棚田に自生する春蘭の葉に舞い散る梅の花・・・

雨、止みませんね・・・。終日阿波を走っていた瓦人の目に飛び込んできた「人情」です。



それは、国道沿いに急に現れる手書きの案内です。四国八十八ヶ所を歩くお遍路さんへの気遣いだと思いますが、なんとも風情ある看板にホッとココロ落ち着かせてくれます。阿波人の深い人情・・・そんな今では懐かしくも忘れ難き日本人らしい精神を取り戻すきっかけに繋がれば・・・。みんながそういう目線で、この古くからある案内板を見てほしいものです。



結局、終日降ってた雨・・・そんな雨の中、用事で通った佐那河内村にて見事な棚田に出会いました。



一枚目の写真は、この棚田にて撮りました☆



先人の知恵・・・ですね。素晴らしい景観を生み出しているこの地区では、いまなおこうして‘営み’と‘原風景’が共存し合えてます。いつまでも残していってほしいものです。視野に入る家々は、そのほとんどが瓦葺きないしは元草屋の建物です。昔ながらの佇まいは、こうして景観を台無しにすることなく、後世にしっかりとその価値を受け継いでくれています。



この田一面に水がはられ、鏡のように空・山を映し出す見事な棚田風景が広がる頃、また来ようと思います。そして・・・美しさは連鎖します。帰り、山らしくもちろん川沿いの道を下るのですが、その先々で見れる渓流の美しさに、幾度となく車を停めた瓦人でした。



雨に濡れた岩肌をぬって、まるで生き物のようなうねりを見せて流れるキレイな水です。



雨でちょうど流量が増したであろう、まさしくいいタイミングで通りかかったものです☆

阿波の人情と自然に一献!!そんな雨降る金曜日の出来事でした・・・。

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−薄暮−   久しく描けない夕焼け空に苛立ち、筆の墨汁で汚してみたり・・・。

漸く雨のない一日が・・・。そんなたまの止み間でも、気分が晴れるほどの青空は広がってくれません。この世を覆う閉塞感そのままの重い空がまだ暫く続きそうです。期待した夕日もやはり・・・。苛立ちをもって筆でなぐり書きしたかのような、そんな象徴的なアングルを無意識に探していました。

地元を走る瓦人の視線の先にあるもの・・・懐古主義では決してないつもりだが、信じるべきものを見失いつつある今の世においては、やはり自然と惹かれる‘古き良きもの’たちです。



ブームは繰り返す・・・いつの時代にも、またいろんなジャンルにおいてもよく聞く言葉ですが、そんな自然の成り行きとしての過去への‘回帰’なのでしょうか?ならば余計に期待する‘瓦師’としての自分がそこにいます。

甍の町並みよふたたび・・・



こちらは当時の釉薬瓦を葺いた玉ねぎ小屋です。めずらしく青磁かそれに近い色彩でしょうか・・・。いぶし瓦がスタンダードであったここ日本・・・30〜40年前には、こうした当時の時代背景を反映した‘ハイカラ’という価値観もあったことでしょう。

ただ、この 〜甍の波〜 は普遍であったはず・・・。



これが‘アイデンティティー’なのです。いろんな価値観の混在はあれども、‘地に足付いた’基本がすわっていれば事足ることも多々あり・・・。甍の波・・・和瓦が生み出すその見事な景観は、やはりここが日本であると誰しもに実感させます。求めるべきは、さらに戻るべきは、やはりここかな?そういう思いで、今日も‘古き良き’ものたちへと目をやる瓦人です。おそらく明日も明後日も・・・その先にある未来への新たな可能性を見い出すべく・・・。

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日常の風景としてある古き良きもの・・・それを覆うは甍の波であってほしく。
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− waki-aiai −     人を幸せにすることができる商売がそこに・・・☆

あまりの本業の景気悪さに、さすがの瓦人もモチベーションが下降気味です(苦笑)ということで、元気の出る記事を・・・。昨日のブログで紹介した高松市内にあるイタリアン・・・本家本元‘真のナポリピッツァ協会認定店’「SPACCA NAPOLI(スパッカ ナポリ)」さんへと昨晩行ってきました。ともに幼馴染の料理人、若潮さんと南海荘さんとで讃岐の夜を満喫です☆メインストリートから一本裏路地へと入ると・・・そこにあったのはリアルナポリの風情でした。







最高の雰囲気と最高の味を堪能・・・。こう見えてけっこういろんな店を食べ歩いてきたと自負する瓦人ですが、こちらには余計な言葉はいりません・・・ただシンプルに「このピッツァ、美味い」って思える、そんなストレートなお店です。オーナーの人柄が、店の雰囲気そのままの姿として、訪れる客を包んでくれます。とりあえず、ココロの至福を堪能した夜の出来事、その一部始終をご覧ください。























素敵な高松の夜に乾杯☆☆☆

 




言葉なんかいりません・・・☆ お腹空いてきたでしょ(笑)是非行ってみてください・・・。

美味しいものは人を幸せな気分にしてくれます。

人を幸せにする・・・瓦でそんな商売がしたいですね☆

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ココロの充実は明日への活力!!
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−狼煙−   ・・・勝利or敗北?

雨の火曜日・・・今日もそこかしこで瓦の窯から煙がのぼってます。果たしてこの瓦の町にあがる狼煙は、頭角をあらわしつつある新たなる意志の勢いを示したものか・・・?そんなことを考えながら煙を見つめる瓦人です。

朝から工場にて瓦作り・・・妙に暑くて汗をかきます。午後からは締め日直前ということもあり、たまった入力業務をこなすのに、パソコン二台と向き合う瓦人です。今回から商魂もバージョンアップ、&パソコンもVistaにチェンジ・・・、これがまたやっかいな操作となり・・・(泣)

 

仕方なくのバージョンアップだったんですが、内容がガラリと変わると初心者も同じ。Xp以前バージョンに慣れたものには、Vistaは未知数な部分が多すぎます(泣)チビッ子向けのような教科書もないし、仕事の能率悪〜い!!その機能に慣れるためにと、ゆっくりパソコンに向かう時間もなし・・・。進歩はイイけど、変わりすぎはダメですね(笑)

そんなこんなの一日・・・今晩はお馴染み南海荘さんと若潮さんとで、月に一度の料理研究会です☆あ、キレイに言うと自己啓発セミナー&経営研究会ですよ(笑)本日は高松市内にある本家本元‘真のナポリピッツァ協会認定店’「SPACCA NAPOLI(スパッカ ナポリ)」さんにてイタリアンディナーです♪魂のこもった熱〜いピッツァに、ココロもカラダも焼かれてきます(笑)何か得るものでもあれば・・・、貪欲にその‘勢い’の秘密を盗んでこようと思いま〜す☆

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その模様はまた後日・・・。
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雲×空×雲=夕日無し
景気の悪さに輪をかけて、別に天気の‘気’まで奪わなくていいのに・・・。

営業回りすれども、お客さんともども溜息ばかり・・・。

じっと堪えて、待つしかない・・・この餅が焼けるのを待つように、と外にあるガスストーブにていただきました。



長〜くのびる餅のように粘り強く!!ですね。

午前中阿波を走る瓦人ですが、お昼前ふと思い出したかのようにあるお店の前で停まりました。徳島市内の閑静な住宅街にひっそりと佇むカフェ「クイーンズベリー」です。もう、約12年ぶりになるでしょうか・・・。まだ右も左も分からない新人サラリーマン時代に、お客さんに連れられて食べたランチが忘れられなくて・・・。その厳然たる洋の設えは今も変わらず、30年前の開店以来のアンティークな趣を保ったままでした。



どこか懐かしい・・・



中途半端な洋‘風’デザインが跋扈する現代・・・黙して語らずともその‘本物’の迫力をもって、浮足立つ日本人のアイデンティティーに対する警鐘を鳴らしているようで・・・。和でも洋でも、やはり本物に囲まれると抱くある種の安心感に似たものは、地に足付いたぶれない信念に身を委ねるがこそであるのでしょう。思いっきり・・・洋を満喫した瓦人です。



店内を走り回る二匹の犬・・・おおらかな雰囲気にリラックス☆



追われて手短に作るランチではありません・・・。じっくりと手をかけられたその料理は、オーダーしてから暫くしないと出てきません。「若鳥のソテー」・・・ごくシンプルなそのメニューこそ、昭和54年のオープン以来まったく変わることのない一番人気の味です。12年前が思い出されます♪まさしくシェフの‘本気’を注ぎ込まれたジューシーかつカリッと香ばしいその‘本物’に、せめて元気を取り戻せた月曜日です。

その後、讃岐へ・・・。ところが白鳥町にて、そんな養えた英気をことごとく消し去る思いがけない光景を目の当たりにしてしまいました。先日のブログで紹介した、讃岐の大切な景観資源となっている「ベーハ小屋」(タバコの葉の乾燥小屋)・・・以前アップしたものとはまた違う場所の小屋ですが、なんと無情にも解体されかけていました。





雨で工事関係者は誰もいませんでしたが、とても寂しく立ち尽くしていました。混沌の今、もしかしたらこうした無用の長物にこそ未来への可能性があるように思えてならない瓦人・・・。誰か一人でも、この古き良きものに文化的、あるいは飛躍して将来における経済的価値等を見出せる人がいてくれたならと憤りを感じました。

言ってるそばから・・・残念ですね。まだなお、こうした光景は続くのかな?

続く限りは、ここ日本における本当の意味での景気回復はないかもしれません。

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日常風景としての瓦屋根の存続・・・まだまだ課題は山積ですね。